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こんにちは。富田林で工務店をしています、株式会社KEN建築工房 鈴木久美子です。
お家づくりの中で1度は見たこと、聞いたことのある「構造見学会」
「完成する前の家を見に行ってもどうなんだろう?」「何が見えるのかな?」と疑問を持たれている方も多いかと思います。
そこで「構造見学会とは何か?」「構造見学会でチェックする7つのポイント」をお伝えします。
構造見学会とは
構造見学会では、断熱気密層が完成し内装工事が始まる前の現場で家の内部を見学することができます。
実物を見ながら施工のこだわりや特徴について説明を聞いたり、疑問点について質問することが可能です。
また、気密を重視している工務店ではC値(※)を明示していたり、構造見学会のタイミングで公開気密測定を行い、その場でC値を見せてくれたりします。
※C値(相当隙間面積)とは…気密性能を表す数値。ゼロに近づくほど、高気密な家になります。
構造見学会でチェックする7つのポイント
①基礎の耐震性?鉄筋の量は?
基礎の耐震性や鉄筋の量は、建物の構造や地域の地震のリスクなどに応じて異なります。
一般的に、地震がよく起こる地域では建物の基礎における耐震性が非常に重要となってきます。
建物の地震対策は、設計段階から適切な対策が講じられることで、
地震による被害を最小限に抑えることができます。
②防蟻処理は?劣化対策は?
防蟻処理や劣化対策は、建物の耐久性と安全性を確保するために非常に重要です。
柱、梁などの接合部や耐震性を確認し、防蟻処理はどのようにされているのかなど、
劣化の対策なども聞くことで安心が持てます。
KEN建築工房ではエコボロンPROを使用しています。
エコボロンPROはホウ素を使用し、自然界でも存在しているものなので
安全な成分です。
③断熱材の施工精度は?
断熱材の施工精度は非常に重要です。施工精度が高ければ、断熱性能が最大限に発揮され、
建物のエネルギー効率が向上します。
一方、施工が不十分だと、断熱効果が低下し、熱損失が増加、省エネ効果も低下してきま
④気密と断熱はしっかりとれてる?
南河内周辺は、断熱性能における地域区分は6地域であり、比較的温暖なエリアではあります。
しかし、山間は冬場の冷え込みもあるため断熱性能はとても重要な要素となります。
断熱性は、夏は涼しく・冬暖かいという住まいを快適にする効果だけでなく、人の健康にも大きな影響を与えます。
デザインだけでなく、住む人の命にとってより安全な環境を提供することが大切です。
断熱性能を最大限発揮できるように全棟で気密測定も実施しています。
⑤換気はどうしてる?
換気も重要です。高気密高断熱の住宅では計画的に換気がなされないと
結露の原因になるのでどのような換気を使うのかも確認することをお勧めします。
⑥耐火性や防音性は?
耐火性や防音性についても確認を行い、どれほどの耐火、
防音性があるのかを聞いて今後の家づくりにお役立てください。
⑦防水処理ちゃんとできてる?
建物の防水処理は、建物の耐久性や健康性を保つために非常に重要です。
防水処理が不適切だと、水漏れや湿気による劣化、カビの発生などの
問題が発生する可能性があります。
外壁や屋根は、雨水や湿気などの外部からの影響を受けやすい部位です。
適切な防水材や防水シートが使用され、施工が丁寧に行われていることが重要です。
まとめ
家づくりを行う上で、完成してしまっては見ることができなくなる部分です。
完成後の綺麗なお家を見ることもお家づくりにおいては参考になりますが、元のベースの部分をしっかりと見極めることが大切となってきます。各社工務店などに確認してみることも大切なお家づくりには大事なことです。
皆さんもぜひ、素敵なお家づくりをしてみてくださいね。一生に一度のお家づくりを楽しんでください。
◆おしゃれな新築住宅は富田林にあるKEN建築工房にお任せください。
おしゃれな家づくりをするだけでなく、高気密・高断熱、自然素材のお家なども得意としております。
地域密着型をモットーにし、定期的に状況を確認する徹底したサポート体制にも多くの喜びのお声をいただいています。
新しいお家を建ててみたいけど、どのようにしていけば良いのかお悩みの中の方はいつでもお声掛けください。
無料の相談会も開催しておりますので、お気軽にご相談くださいね。