RENOVATION リノベーション事業
家を生まれ変える性能向上リノベーション
KEN ARCHITECT STUDIO[KEN建築工房]は、住宅取得における予算を抑えることや、住んでいる家の快適性をより良くするために戸建住宅やマンションの築古物件をリノベーションすることをお薦めしています。家が暑い・寒いなどの環境の悪さや、結露やカビ、耐久性の劣化による地震への不安など、家に長く住んでいるとよくある悩みを解決するために、古くなった家の改修を行うだけでなく家の基本的な性能を高めるリノベーション、それが性能向上リノベーションです。
HOUSE WORKS
日本の住まいの現状
人の平均寿命と家の平均寿命のズレ
1980年代から現代につれて日本の住宅環境は日々良くなってきています。しかし、現在のような耐震等級3(耐震性の最高等級)・断熱性能等級6(高気密高断熱住宅の上位等級)のような性能を持った家はごく最近になってのことです。当時の家は法律の基準もまだまだ低く、耐震性や断熱性が低いため、家の耐久年数も低くなり、日本の住宅は平均寿命が約30年前後だと言われています。そして人の平均寿命も年々伸びており、今は90歳も目前です。30歳代に家を建てたとして、60代になる間に家の平均寿命を満たしてしまう=劣化してしまっているのです。残りの30年近い年数の間は、劣悪な環境・いずれくる大地震への不安と暮らすことになってしまうのです。
HOUSE WORKS
耐震性を向上させる
ことの大切さ
ことの大切さ
地震大国なのに、地震に弱い家が多い
日本の住宅の約90%以上が現行の耐震基準を満たしていない可能性が高く、大きな地震が来た時に倒壊の危険性があります。あなたの家は大丈夫でしょうか?不安な場合は、耐震診断を行いましょう。耐震診断とは、建物を調査した上で、地震の揺れにより倒壊するかしないかを見極める判断方法です。診断結果は、上部構造評点で表して構造の強度を確かめることができます。上部構造評点が0.7未満は現行の耐震等級なしと同等レベル、0.7〜1.0未満が耐震等級1レベル、1.0〜1.5未満が耐震等級2、1.5以上が耐震等級3に該当します。耐震性の重要なポイントは、大きな地震が繰り返しきてもそこに住み続けられるかどうかです。評点1.5以上でない場合は改修をお薦めしています。
HOUSE WORKS
断熱性を向上させる
ことの大切さ
ことの大切さ
日本人は家が暑くて寒いのを我慢している
日本の家に暮らす人たちに行ったアンケートでは、家の不満で多いのは暑い・寒い・結露(カビ)が挙げられました。いくら収納があっても、いくら好きなデザインの家であっても快適性が損なわれていては、日々のストレスで不満が溜まってしまいます。さらに、寒いという中で我慢して暮らすことは、健康にも大きな影響を及ぼします。身体の不調や、血圧の上昇などに影響を与えていることが既に医学的に証明されているのです。
ですから、国もストック住宅(既存住宅)に対する補助支援を強めてきているのです。ご自身の建築した年代の断熱性能と現在との断熱性能とでの比較を下記の図でお確かめください。些細な数字の違いかもしれませんが、室温は大きく異なります。暑い寒いに悩まれている方は、まずは専門家である私たちに是非ご相談ください。性能に関してはどんなリフォーム屋さん・工務店・ハウスメーカーでも対応できるわけではありません。
断熱は必要な分を改修する
性能向上リノベーションは、断熱改修において住宅状況や住む人のライフスタイル、家族構成の変化などにも対応するために「ゾーン断熱」として部分的な断熱改修も可能です。 ゾーン断熱は、日頃から長い時間を過ごす場所、身体への健康リスクの高い水廻りを含めた生活空間の断熱改修をお薦めしています。フルリノベーションの場合は、全体改修をして全ての居室での快適性を高めていきます。ご予算や状況に応じてどのように判断すれば良いかは是非ご相談くださいませ。
HOUSE WORKS
暮らしに合わせて
デザインを変える
デザインを変える
間取りの変更や住宅設備も新しくする
リノベーションでは、間取りや仕上げのデザインを大きく変えることも可能です。構造の強度を保ちながら今の生活に合わせて間取りを可変させ、心身ともに健康に暮らせるように家を生まれ変わらせることができるのです。設備も入れ替えて水廻りもより快適に使えるだけでなく、最新の機能で家事を楽にすることも。さらに老後を考えバリアフリー化で段差を改正することもお薦めしています。