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2026.03.04 KENのブログ

収まりを考えることは暮らしを考える事

こんにちは。富田林で工務店をしています、株式会社KEN建築工房 田中健太です。

家づくりの現場で使う「納まり」という言葉は、
一般の方にはあまり馴染みがないかもしれません。

簡単に言うと、部材と部材がどうつながり、どう終わるかということです。

壁と床の取り合い。天井と梁の関係。窓まわりの処理。

こうした細かな部分は、完成写真ではほとんど意識されません。
でも私は、この「納まり」こそが家の居心地を大きく左右すると感じています。

納まりが悪い家は、どこか落ち着かない

現場で納まりを見ていると、「この家、少し無理しているな」と感じることがあります。

それは、

・部材が無理に曲げられている
・力が集中している
・見切りが多すぎる

といったサインとして現れます。

こうした家は、完成すると一見きれいに見えても、どこか落ち着かない空間になりがちです。

納まりは、設計段階でほぼ決まる

納まりは、現場でなんとかするものではありません。

設計段階でどこまで想像できているかで、ほぼ決まります。

・この寸法で本当に納まるか
・現場で無理が出ないか
・職人が迷わないか

これを考えずに描かれた図面は、現場に負担をかけ、結果として家全体の質を下げてしまいます。

きれいな納まりは、長く持つ

納まりがきれいな家は、時間が経っても破綻しにくい。

無理な力がかからないため、歪みや隙間が出にくく、メンテナンスもしやすい。

つまり、暮らしのストレスが少ない家になります。

私は大工として、そうした家を数多く見てきました。

納まりを考えることは、単なる技術の話ではありません。

そこで暮らす人が、無意識に感じる「心地よさ」を支える仕事だと思っています。

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