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2025.04.11 家づくりのこと

地盤改良しているから安全?地盤調査・改良工事と微動探査の違い

皆さんこんにちは。KEN建築工房の田中健太です。

「家を建てる時に地盤改良したから、もう安心でしょ?」

そんなふうに思っていらっしゃる方、多いと思います。

ですが、それだけで「安全!」と断言するのは、実はちょっと早いんです。

今回は、「地盤調査・改良工事」と「微動探査」の違いについてお話しします。

地盤調査と地盤改良工事とは?

家を建てる前には、必ず地盤調査を行います。
一般的なのは「スウェーデン式サウンディング試験」。
地盤の固さや支持層の深さを確認し、必要があれば地盤改良工事を行います。

地盤改良工事では、軟弱な地盤に杭を打ち込んだり、セメント系の固化剤で土を固めたりして、家をしっかり支える地盤を作ります。

これで「とりあえず大丈夫!」と思いがちですが、実は地盤調査や改良工事は「新築時の調査と対策」にとどまります。

微動探査とは?

ここで「微動探査」の出番です。

微動探査は、建物が建った後に「今の状態」を調べる調査方法。
しかも、家を建てた後の地盤や建物が、長年の間にどのように変化しているかまでわかるのです。

地面や建物は、実は日常的にわずかに揺れています。
例えば車の通行や風、地球そのものの活動による微細な揺れ。
この「常時微動」を専用の機器で計測し、地盤の硬さや建物の強度を数値化するのが微動探査です。

さらに、微動探査では以下のようなメリットがあります。
• 地盤そのものの「揺れやすさ」を数値で可視化
• 建物と地盤の相性を確認できる
• リノベーション時にも活用できる(工事前・後の性能比較)

地盤調査と違い、「建てた後」の変化や劣化にも対応できるのが大きな強みです。

住宅内で微動探査機を使って測定している様子
住宅内で微動探査機を使って測定している様子

新築だけでなく、リノベーションや既存住宅にも力を発揮

新築時だけでなく、リノベーションや既存住宅の耐震性チェックにも微動探査は力を発揮します。

例えば古い家をリノベーションする場合。
これまでの目視診断だけでは見逃してしまうような「地盤と建物の相性」や「本当に強度が足りているのか」が、数値で明確になります。

また、工事中に途中経過を測定できるのも大きなメリット。
「本当に安全な家になっているのか?」という不安を、データでしっかり解消できるのです。

地盤調査 × 微動探査で、最強の安心を

大事なのは、地盤調査と微動探査は「どちらか一方」ではなく、両方活用すること。

  • 新築時には地盤調査で安全な地盤を確保
  • 完成後やリノベーション時には微動探査で「実際の安全性」を確認

これが家族を守るベストな選択です。

まとめ

家族を守るために、今できる選択を

地震大国・日本に住む私たちにとって、「耐震性能を数値で見える化する」ことはとても大切です。
何となくの安心ではなく、しっかりとしたデータに基づく家づくり・家の点検を。

KEN建築工房では、大阪唯一の正規取扱店として、微動探査を積極的に導入しています。
一緒に、大切な家族の暮らしを守る家づくりをしていきましょう!

◆おしゃれな新築住宅は富田林にあるKEN建築工房にお任せください。

おしゃれな家づくりをするだけでなく、高気密・高断熱、自然素材のお家なども得意としております。

地域密着型をモットーにし、定期的に状況を確認する徹底したサポート体制にも多くの喜びのお声をいただいています。

新しいお家を建ててみたいけど、どのようにしていけば良いのかお悩みの中の方はいつでもお声掛けください。

無料の相談会も開催しておりますので、お気軽にご相談くださいね。

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