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2024.03.29 家づくりのこと

暮らしインタビュー|思い出を残す二世帯住宅化リノベーションで快適に暮らす

こんにちは。富田林で工務店をしています、株式会社KEN建築工房 鈴木久美子です。

富田林市周辺の河内エリアや堺市などで今増えているリノベーション工事、そのリノベーションをして二世帯で暮らすご家族に今回インタビューをしました!ご家族がどんな想いでリノベーションを選択したのか、今暮らしてみての感想など代表である田中が直接伺いました。これから新築・リノベーションで家づくりを検討されている方は是非ご覧ください。

今回取材した物件・ご家族について

【ご家族】  F様邸(4人家族+お母様の二世帯)

【お引渡し】 2022年11月

【敷地面積】 158.72坪

【延床面積】 65.34坪

【住宅性能】 UA値0.45W/(㎡・K)・C値0.5㎟/㎡

【太陽光発電】6.45kW搭載

ご両親が長年住まわれた築20年の家を二世帯化・高性能化した性能向上リノベーションです。今回のインタビューでは、二世帯リノベーションしてみて変わった生活感や家族の形、そして住み心地や光熱費、賃貸の頃と比較した普段の暮らしぶりについてを伺いました。

住んでみての素直な感想

元々のご実家であるこの家は、築年数的にも現代の家に比べて性能も低く、全部屋で計8台のエアコンを最高温・最低温で回しても暑いし寒いという環境でした。それもあってか、住んでみての素直な感想を伺うと旦那様が開口一番に「とにかく冬でも寒くないし、良いです!元々住んでいた賃貸と極端に違うんで、生活の質が上がってる感じがあります。」と早速嬉しいお言葉が。続けて奥様は「前の家は冬がとにかく寒いけど、それよりも夏が…暑かったんです。真夏は外より暑かったので、今は全然マシで快適です。昼間クーラーつけててもなんの罪悪感がないのが大きいです!」と我慢することなく暮らされている様子。

すると、旦那様と田中(弊社代表)がマニアックな話に。

「夏場って田中さんから聞いてたように本当はつけっぱなしで良いけど、出かける時気になって消すんです」と奥さんの素敵な節約癖があったそう。すかさず田中から「実際は電気代がその方がかかるケースがあるので、なるべくつけっぱなしの方がこの物件なら電気代は減らせますよ。(時期・環境による)」とアドバイスが。実際に、高性能化された新築・リノベーション物件の夏では、切ったり付けたりする間欠運転よりも、24時間の連続運転の方が省エネになることがあります。(切ったり付けたりすると再度冷やすまでのエネルギーが余計にかかる)

それでも電気代について伺うと、「今は二世帯分でも光熱費、1万円前後ですね。前はプロパンガスもあったし、エアコンもフル稼働で月10万円なんて時もありました(笑)」と驚きの内容に。さらに、「冬も昼か夜につけて、寝る前には暖房消します。それでも朝起きても寒くないです。」と冬場も快適な様子。けれど、光熱費で月々10万円は流石に家計にとっては辛い!悩みを解消できて私たちも嬉しく思う瞬間でした。

暮らしの大きな変化

また、お二人にはお引越ししてからの1年と少しの中であった暮らしの変化についても伺いました。

旦那様は、①自分の好みの雰囲気にできたし快適なのもあって心に余裕ができた。②BBQをよくやったりして家にいる時間が増えたし、それでも狭いとかしんどいとかがなくてストレスがとにかくない!とのこと。奥様は、①良いとこしかない!一番は使い勝手の良さで収納が増えて嬉しい。②生活が180°変わって、旅行行くと帰るのが嫌だったのが今は早く家に帰りたいってなるほどに家が好きになった。とどちらも嬉しいお言葉です!

ライフスタイルの大きな変化はなくても、暮らしの中の小さな変化が積み重なって大きな満足になっているそうです。特に奥様は、「元々居心地が良かったのはソファに座ってゆっくりしている時間だったんですけど、この家に来てからここのダイニングに座って、飲み物飲みながら家族の様子を見たり、自分の好きな時間を過ごしたりするのが好きになりました!」と賃貸で住むと落ち着くのはソファだけというあるあるからの解放もあったそう!しかし旦那さんは「よくいる場所かぁ、ソファです(笑)」とのこと。お子さんたちもパパの近くにいたいのか、ソファでくつろいだり、階段下のスペースを秘密基地にしてその場で遊んだり寝てしまったりもあるそうです。ちょっとしたスペースも子どもにとっては大切な居場所になるんですね。

リノベーションにした理由

そして、新築ではなくなぜリノベーションにしたのか。読者の皆さんは気になるのではないでしょうか?

元々は建て替えの新築で二世帯住宅を予定していたF様ですが、家づくりを考えていく内に次第と亡くなったお父様が立てたこの家を残しておきたいという気持ちが芽生え、リノベーションという形を選ばれたのです。

「想いを残す」

誰かがそこにいたことを、居た証を残せるのが実家のリノベーションだと思います。築年数が旧耐震時代であれば建て替えることの方が合理的になるケースが多く、それでも想いを残したいというニーズもあり、そういったリノベーションも増えてきました。

F様邸では、築年数的にはまだ新しい(築20年)ため構造もしっかりとしており、既存住宅の構造を活かしながら、亡きお父様の建てた家の姿やレイアウトを残すようにしました。

リノベーションを選択したことや、二世帯を選んだことなどについてもF様に色々と伺いました。

「実家の間取り自体はそこまで変わってなくて。今そこに見えてる天井の梁を見せている部分が思い出として残している部分になります。」続けて、「二世帯にしてやっぱり安心できてます。と言ってもプライベート・プライバシーは守りたかったからキッパリ空間は分けて建てたいって母とも話してて。実際それはそうしてよかったし、なんなら近さがあってかここで毎日一緒に食事はしてます(笑)。同じ家なのに玄関が違って、行き来できないとなると大変だったと思うんですけど、玄関からこっちにも繋がるように扉は作ってもらってほんと良かったです。なんだかんだで毎日顔を合わせてるんで、お互い寂しくないし安心できます。しかも、毎朝ちょっとだけ顔を出してくるんです(笑)。たまに顔を出さなくなったら逆に心配したりするけど、この距離ならそれも安心できます。」

ちなみに、お母様の自邸部分は、場所も大きさも以前のままで、性能向上させたという形になります。なので、生活する中で座る位置もTVの位置も変えなかったので、同じ感覚で暮らしていただけています。それも、お母様が私たちとの打ち合わせの時から2Fの定位置を変えたくないとずっと話されていたので、そのままにいつでも1Fで暮らせるように工夫させていただきました。

さらに、家族で集まることが多いF様ご家族。家族三姉妹(奥様側)で集まる時は、お母様の方の1Fに集まって、子どもたちはF様のリビングに来て遊んでいるそうです。大人数で集まることが普段から多く、ライフスタイルに合った形に今の形状はなっているとのことで設計させていただいた内容が上手く生活に落とし込めていて私たちも一安心しました。

本物思考な旦那様

インタビューも終盤へ差し掛かって、家づくりでこだわった部分を伺うと旦那様の考え方がとても素敵でご紹介したいと思いました。

旦那様にそのこだわりを伺うと「とにかく見た目にこだわりました!と言ってもデザイン的なものもそうですけど、サイディングとか偽物的な素材は絶対嫌だったんです。外の壁とかだと絶対塗り壁が良くて、オリジナリティが感じられないと嫌だったので田中さんにそうしてもらいました。昔から○○風みたいなのが苦手で…。本物思考って言うと大袈裟ですけど、普段から身体に触れるものとかそういった身近なものにはこだわってます。塗り壁が良いなというのも、始まりはKENさんの事務所が漆喰だったので、室内も同じようにしたくなって室内も外壁も塗り壁にしてもらいました。あと、このキッチンの上なんですけど。アクセントの木張りもインスタとかでよく見るのは偽物が多いと思うんですけど、やっぱり本物が良いなと。何も言わなくても、友達とかにも良いなって素材の部分は特に言ってもらえるから、なんとなく違いって伝わるのかなって。」

まさに、KEN ARCHITECT STUDIOでこだわっている長く使える素材・自然素材という所を気に入っていただいたようで嬉しく思います。

まとめ

さて、F様邸のインタビューは以上となります。いかがでしたでしょうか?新築というイメージばかりですが、実家や古家を活かした性能向上リノベーションは新築と忖度ない見た目と性能を実現することができる第二の選択肢になってきて注目されています。

皆さんもぜひ、素敵なお家づくりをしてみてくださいね。一生に一度のお家づくりを楽しんでください。

これから家づくりをされる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

◆おしゃれな新築住宅は富田林にあるKEN建築工房にお任せください。

おしゃれな家づくりをするだけでなく、高気密・高断熱、自然素材のお家なども得意としております。

地域密着型をモットーにし、定期的に状況を確認する徹底したサポート体制にも多くの喜びのお声をいただいています。

新しいお家を建ててみたいけど、どのようにしていけば良いのかお悩みの中の方はいつでもお声掛けください。

無料の相談会も開催しておりますので、お気軽にご相談くださいね。

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